
海宝 利央さん
海宝 利央さん
2025年4月に神風動画へ就職
2025年4月に神風動画へ就職



アルケミーに入学したきっかけを教えてください。
アルケミーに入学したきっかけを教えてください。
もともと絵を描くのが好きで、背景を描く際の補助としてCGに触れ始めたのがきっかけです。当時はCGを仕事にするつもりはなかったのですが、就職活動が近づくにつれて「やはりクリエイティブな仕事がしたい」という気持ちを諦めきれず、本格的に進路について考えるようになりました。
いくつかの専門学校の説明会や体験授業にも参加しましたが、実技の時間が少ない印象を受けました。また、学費とのバランスも考えた結果、より実践的に学べると感じたアルケミーを選びました。
もともと絵を描くのが好きで、背景を描く際の補助としてCGに触れ始めたのがきっかけです。当時はCGを仕事にするつもりはなかったのですが、就職活動が近づくにつれて「やはりクリエイティブな仕事がしたい」という気持ちを諦めきれず、本格的に進路について考えるようになりました。
いくつかの専門学校の説明会や体験授業にも参加しましたが、実技の時間が少ない印象を受けました。また、学費とのバランスも考えた結果、より実践的に学べると感じたアルケミーを選びました。
就職活動ではどんなことを意識して取り組みましたか?
就職活動ではどんなことを意識して
取り組みましたか?
とにかく、情報に乗り遅れないようにすることを意識していました。私の大学では、クリエイター職としてアニメ業界に進んだ方の前例がなく、最初は就職活動の進め方すら分からない状態でした。
そこからは、CGプロダクション年鑑を使って気になる会社を一つずつ調べたり、CG関連のイベントに参加したり、人のデモリールを見て研究したりと、情報を集めていきました。
また、実技試験やドラフト会議といったイベントにも挑戦しました。結果はあまり良くありませんでしたが、精神的にも技術的にも追い込まれたので、自分のキャパシティは広がったと感じています。
とにかく、情報に乗り遅れないようにすることを意識していました。私の大学では、クリエイター職としてアニメ業界に進んだ方の前例がなく、最初は就職活動の進め方すら分からない状態でした。
そこからは、CGプロダクション年鑑を使って気になる会社を一つずつ調べたり、CG関連のイベントに参加したり、人のデモリールを見て研究したりと、情報を集めていきました。
また、実技試験やドラフト会議といったイベントにも挑戦しました。結果はあまり良くありませんでしたが、精神的にも技術的にも追い込まれたので、自分のキャパシティは広がったと感じています。
現在のお仕事について教えてください。
現在のお仕事について教えてください。
今年の4月に入ったので、まだ研修中なのですが、基本的にはアニメーター見習いのような形で働いています。神風動画ではアニメーターがセットアップやレンダリングなどの前後の工程も行うことがあるので、そこも含め研修を行っています。今の案件では、モデルのセットアップを行う予定です。
今年の4月に入ったので、まだ研修中なのですが、基本的にはアニメーター見習いのような形で働いています。神風動画ではアニメーターがセットアップやレンダリングなどの前後の工程も行うことがあるので、そこも含め研修を行っています。今の案件では、モデルのセットアップを行う予定です。
アルケミーでの学びが仕事にどう活かされていますか?
アルケミーでの学びが仕事にどう活かされていますか?
アニメーションの作り方や考え方など、技術的な学びももちろん活かされていますが、それ以上にメンタル面での学びが大きかったと感じています。在学中は、ネット上で公開されているデモリールと自分の作品を比べて焦ったり、自分で立てたスケジュールが全くその通りに行かず、精神的に追い込まれることも多くありました。実際に気持ちが不安定になって、学校に通えなくなった時期もあります。
その中で、「どうすれば安定して制作に取り組めるのか」「どんな心の持ちようでいるべきか」をずっと考えていました。まだ模索中ではありますが、あの時の挫折や葛藤は確実に自分の力になっていると感じます。
アニメーションの作り方や考え方など、技術的な学びももちろん活かされていますが、それ以上にメンタル面での学びが大きかったと感じています。在学中は、ネット上で公開されているデモリールと自分の作品を比べて焦ったり、自分で立てたスケジュールが全くその通りに行かず、精神的に追い込まれることも多くありました。実際に気持ちが不安定になって、学校に通えなくなった時期もあります。
その中で、「どうすれば安定して制作に取り組めるのか」「どんな心の持ちようでいるべきか」をずっと考えていました。まだ模索中ではありますが、あの時の挫折や葛藤は確実に自分の力になっていると感じます。

在学中に制作したアニメーション作品。
在学中に制作したアニメーション作品。
在学中に制作したアニメーション作品。
今後の目標を教えてください。
今後の目標を教えてください。
現在はクリエイターアシスタントとして働いていますが、まずはアニメーターとして一人前になることが目標です。
私自身、特定のジャンルやモーションに強いこだわりがあるわけではないので、ジャンルを問わず魅力的と感じた映像やカットを真似して作ってみながら、自分なりのアニメーションの色を探していきたいと思っています。
最終的には、「このカットは海宝さんに任せれば安心」と思ってもらえるような、信頼されるアニメーターになることが目標です。
現在はクリエイターアシスタントとして働いていますが、まずはアニメーターとして一人前になることが目標です。
私自身、特定のジャンルやモーションに強いこだわりがあるわけではないので、ジャンルを問わず魅力的と感じた映像やカットを真似して作ってみながら、自分なりのアニメーションの色を探していきたいと思っています。
最終的には、「このカットは海宝さんに任せれば安心」と思ってもらえるような、信頼されるアニメーターになることが目標です。
最後に、これから3DCG業界を目指す方にメッセージをお願いします。
最後に、これから3DCG業界を目指す方にメッセージをお願いします。
3DCG業界は、ポートフォリオやデモリールなどの作品の実力で評価される世界だと思います。 だからこそ、最終的には制作にかける時間が一番大きくなります。
ですが、制作はとても孤独で、1日中作業しても全く進まない日もあります。先が見えず、途方もない道に感じることもあるかもしれません。
それでも、私は辞めないことが一番大事だと感じています。必ずしもずっと作品を作り続ける必要はなくて、例えば、ゲームをしたり、映像を見たり、SNSで作家さんの作品をチェックするなど、少し離れてもいいと思います。とにかく、好きなものに触れ続けることが大切です。
また、心が折れそうなときは、「なぜ自分はCGをやりたいと思ったのか」と初心に立ち返ったり、自分の原点となった作品を見返してみるのも、気持ちを支えてくれるはずです。
3DCG業界は、ポートフォリオやデモリールなどの作品の実力で評価される世界だと思います。 だからこそ、最終的には制作にかける時間が一番大きくなります。
ですが、制作はとても孤独で、1日中作業しても全く進まない日もあります。先が見えず、途方もない道に感じることもあるかもしれません。
それでも、私は辞めないことが一番大事だと感じています。必ずしもずっと作品を作り続ける必要はなくて、例えば、ゲームをしたり、映像を見たり、SNSで作家さんの作品をチェックするなど、少し離れてもいいと思います。とにかく、好きなものに触れ続けることが大切です。
また、心が折れそうなときは、「なぜ自分はCGをやりたいと思ったのか」と初心に立ち返ったり、自分の原点となった作品を見返してみるのも、気持ちを支えてくれるはずです。