デザイナーの想い

P2009_0327.png
先日(3月23日)夕方から特別講義があった。
内容はというと、実際に仕事で使用/作成した
データを題材にした内容。
プロジェクターで上映し、実際生徒にもデータを
さわったりは前回同様の形式だ。
今回は、触れるデータ内容を変更したのが
唯一変更点。
今回は、生徒の意見も辛口でした。
仕事案件のデータ内容にふれ、
「意外とこんなもんなんだ」
「驚くほどシンプルな構成だ」
との事。
ほう。是非ともまずはカリキュラムの成果に
反映させていただきたい。
なにより、早くそういった仕事に就いて
もらう事を願うばかりである。


さて。話しは変わり
先日、エヌ・デザインのスタッフと仕事後、飲みながら
面白い話しをした。
是非、アルケミーの生徒にも聞かせたかった。
映像業界にも色々な媒体があり、その中から
自分が関わった案件が幸いにも日の目を浴びる。
それがどんなにすばらしい事か。
プロダクションに所属し、そういう案件に関わる事を
当たり前と感じてもらいたくないこと。
そして、デザイナーならもっとかっこよくしたい!とか
ここは譲れないといった想いを持ちつづけ、
忘れてほしくないとのこと。
また、こないだのWBCのイチローでは無いけれど、
この人ならなんとかしてくれる。といった心強い人に
なってもらいたいこと。
小手先や在籍上のデザイナーではなく
想いや強さを形に出来るデザイナーになってもらいたい
と思う。
3DCGデザイナーは努力次第で誰でもなれる。
しかし、こういう想いや強さを形にする事は誰でも出来る
わけではない。そういう意味で、やっぱり専門職だと思うし
そうではない3DCGデザイナーの代わりはいくらでもいる
なと僕は思った。
会社はほっといても大きくなるわけではない。
社員やスタッフが大きくならなければ会社は
大きくならない。まずは自身の更なる自覚と責任を。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加