CGマシンを購入する時のスペックまとめ ~OS編~
最近、CG製作用のマシンを購入したいという相談が増えてきたので注意すべき点をまとめてみます。
長くなりそうなので複数回に分けて掲載します。
※主観が色濃く入ってますので参考程度にして下さい
【OS】
Windows機を購入予定であれば、OSはWindows7になります。(2011.6.10現在)
XPを未だにOEMで売っているお店もありますが、
今後の拡張性を加味するとWindows7が無難な選択と言えます。
次に、32bitか64bitどちらを選ぶか考えなければなりません。
Adobe社のAfterEffect5.5では64bit対応OSが必要な条件です。
今後の事を考え、CG作業をメインで行うのであれば64bitを選んでおくと良いです。
32bit・64bitの大きな違いとして、ざっくり言うと扱えるメモリー量です。
扱えるメモリー量が多いと、CGでの重たいシーンの作業効率やAfterEffectsの作業効率が上がります。
また、複数のアプリを立ち上げながらの作業(マルチタスク)が軽くなります。
————–32bit、64bitの大きな違い————–
■32bit … 使用出来るメモリーが上限3GB。
■64bit …
64bitに対応していないソフトが動かない場合がある。
(と言っても結構動きます)
各エディションによって、最大何GBメモリーが詰めるか変動する。
windows7 各エディションによる扱えるメモリー量の違い。
・HomeBasic 最大 8GB
・Premium 最大 16GB
・Pro以上 192GB
その他エディションによる違い参考: http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/products/compare
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マザーボードによっても、最大何GBメモリーを積めるか変わります。
最近販売しているショップブランドのPCは、16GB,32GBが多い様です。
メモリーを幾つ積めるか、購入前に製造元のHPで確認する必要があります。
大手プロダクションでも使用している、有名なHP社のZ800シリーズでは最大192GBまで積むことが出来ます。
(値段も相応の価格なので、個人で買うには敷居が高いですが…)
OSも各エディションが存在し使用できる機能が変わってきます。
仕事で使用するのであれば、ドメイン管理やセキュリティ面からProfessionalが良いと思います。
以上の側面から自身がどのぐらいのスペックを扱いたいか考え購入します。
次回、CPU編。
講師T.O