モーションキャプチャレポ
遅くなりましたが先日、エヌ・デザインの仕事でモーションキャプチャ(以下MC)をしているとの事で、タイミングが合ったので生徒数人を引き連れて見学に行ってまいりました。
その後、皆で映画「レミーのおいしいレストラン」観てきたそうです。CGを勉強している者同士で、CG作品を見る事って中々ないですしね。
(僕はアルケミーで留守番してました。)
MCですが雑誌やメイキング等でMCの概念は知る事が出来ても、生で見て感じる部分はとても貴重ではないかと思います。さて、MC見学ではアクターさんの息遣いや、感情の表現といった技術や設備・知識以外の部分も感じる事ができたと思いますので、ここからは僕のエピソードをひとつ。
(私見ですので見苦しいとは思いますがご了承下さいませ)
3D班はスタジオでデータの回収やカット・動きの確認等をする為スタジオ入りする事はありますが、以前僕もアクターとしてMCをした事がありとても苦く貴重な経験をしたのを覚えています。
・緊張&恥ずかしさを払拭し、そのキャラになりきる。
・感情を込めないと、ぎこちないMCデータになってしまう。
当時は僕もCGクリエイターでしたのでアクターとしては基本的な事ですが、やはり気持ちを込める事がとても大変でした。(その中でも特に、爆破で吹き飛ばされる動きって難しいですよ?その時は、外的衝撃無しで動きを付けたのですから;;)
結局、いくつのMCカットを取ったのだろう。体がボロボロになりながら40カットくらいですかね。終わってから、妙に膝やら肘が痛く、MCスタッフに
「あ、そういえば膝パットとか付けるの忘れてたね。笑」
。。。です。これが、一番いい勉強になりました。
でも、僕の動きがCG兵士として動いてる様を観た時はとても感慨深いものがありました。
という事で、今回MCスタッフやエヌデザインの皆さん関係者の方々、お忙しい中本当にありがとう御座いました。見学に行った生徒諸君もお疲れ様。